日々の暮らしのこと


by aoichou4875
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会いたかった人

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20年以上も前の話です
Fさんは、20歳の妊婦さん、臨月間近だった
実家に戻っていた時、椅子から倒れ落ち、病院に緊急受診
病院の玄関では名前も名乗っていたのに、あっという間にろれつが回らなくなった
歩けなくなり、産婦人科病棟に着いたときは昏睡状態
新聞報道で話題になったこともある、妊婦さんの脳出血だった

部長以下産婦人科医三名
麻酔科医も緊急招集
脳外科医も三名が揃い

ともかくBABYの救命の為、土曜の深夜に帝王切開
引き続いて、脳外科が手術
Fさんと赤ちゃんの命は助かった

脳外科でリハビリを続けるFさん、20歳とは見えない、廃人の様な虚ろな表情
ただ、歩けるようにはなった
右半身まひと言語障害、重すぎる後遺症
夫はまだ21歳、若すぎる夫婦に子育ては荷が重すぎた
BABYは乳児院に引き取られた

あれからどうされたか・・・
昨年、夫が同じ病気になった
真っ先に思い出したのは,Fさん!あの早い病状の変化の恐ろしかったこと

そして、どういう運命か、今日,Fさんと再会した
最初、お互い分からなかったけど
色々、話をしていく内、私の方から思い出した

Fさんから、必死のリハビリでマヒはあるけど、言葉も喋る事が出来るようになった事
夫とは一年後に離婚したこと
子供が二歳半の時、子供を引き取って、たった一人で子育てをスタートしたこと
麻痺の残る手足で、足も使ってのおむつ替え、子供を捨てようかと思ったこともあったと言う
若くて保険にも入って無くて困ったこと、だから今は保護を受けている
そして、あの時産まれた子供が、結婚したこと!を聞いた
あの時失われるかも知れなかった命が、つながった!と思った
そして、昨年亡くなった恩師が、この事を知ったら、どんなに喜ぶだろうかと頭をよぎった
もしかして、この20数年ぶりの再会は恩師が引き合わせてくれたのだろうか?

あの人…どうされているか…今日まさに、その人に出会った
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by aoichou4875 | 2009-03-24 20:57 | 日記